最初に紹介するのはみんな大好きホッパー種(タシッ...タシッ...)(ヘッ!)
多くのブリーダーに愛されている(大嘘)
ホッパーとは
※Wikiより引用
ステータス適性は命中が飛びぬけて高く、回避ちからかしこさはそこそこ、ライフと丈夫さは低めな低耐久型
移動速度とガッツ回復が速く、軽快なフットワークで敵を翻弄しヒット&アウェイしながら大きな一撃ではなく手数で攻めるアウトボクサータイプのモンスターといった風。
ちなみに寿命300週は個人的にやや短めの部類
実際のホッパー
多くのブリーダーが口を揃えて言う、ホッパーは最弱であると。
なぜかというととにかく「技が弱い」の一点に尽きる。
例を見てみよう。
17は消費ガッツ、その右のアルファベットが左から威力、命中、ガッツダウン、クリティカルの値になる。
同じくガッツ消費17の命中技、アーケロの影爪と比べてみると差は歴然、同値のガッツダウン以外は全負け、特に威力はランクで見ればどちらもDだが実際の補正値を見るとEランクに毛が生えた程度の11ともう一歩でCに届く17(Cは20から)では大きな差がある(ただしホッパーとアーケロではガッツ回復速度が大きく違い、同じ消費量でもガッツの”重み”に差があることに注意)
さらに一番右の数値は技モーションにかかる秒数なのだがこれが問題。
MF2は技モーション中は敵味方ともに操作不能となるがその間も試合のタイマーは止まらないため、モーション時間は技性能として一つ重要な要素と言える。
特に、攻撃側はモーション中ガッツ回復が止まるのに対し、被弾側はガッツ回復が止まらないためモーションが長ければ長いほどガッツ差が生じることから、モーション時間は短い方が優秀とされるのが基本なのだが、ホッパーの技はモーションが総じて長いのが弱い点としてよく挙げられる。
例のフリッカーはまだましな方で、上位技の大フリッカーや超フリッカーになると平気で5秒6秒持っていく、仮に純正ホッパーのガッツ回復速度8で計算すると、4秒止まるのは本来回復するはずだったガッツ15を捨てているのと同義である。
つまりフリッカーを撃った場合目に見えるガッツ消費は17だが、実際は32以上のガッツが減っていると考えてよい。
例に挙げたフリッカー以外もほとんどがゴミ技であり逃げ場はない。
そんな弱キャラでありながら一部のモンスターの再生解放イベントに絡んでおり、正当に解放したいなら育成必須となっているため多くのブリーダーがその弱さを身をもって経験しているのがこぞって取り沙汰される理由であろう。
あと単純に見た目がキモいとか声がウザいとかもよく言われる、かわいそう。
本題
そんなホッパー種だが、僕がガチで育成に取り組んだ最初のモンスターである。
それはなぜか
超ホッパーロールがくっそカッコいい
それに尽きる。
どんな技か見たことない人はまあ動画ググってください。
なので超ホッパーロールは習得確定ですね、まあホッパーの中では唯一まともな性能なので取らない手はないけど。
派生決め
個人的に重視するのは寿命>適性>成長タイプ>善悪その他って感じ
ざっと見た感じ候補はこの辺
長寿晩成だがちからがDになるワガハイ
適性が良く善悪が+だが寿命が短めのサクラホップ
長寿だが早熟、半端な適性のハネボックリ
で、今回選んだのは
【ハネボックリ育成記】1歳
— アーマードラゴン@かなで (@kanade_exvs) 2015年1月30日
さすが早熟、もう第3段階
超フリッカーを取るかどうか悩む pic.twitter.com/N5xtweVRuB
ハネボックリにしたみたいですね、決め手は・・・見た目かな(大事)
0歳の画像が探しても出てこなかった。
名前の由来はジョインジョインの彼とぴょんぴょん跳ねる木ってことで跳木、みたいな感じだった気がする。
育成開始
【ハネボックリ育成記】2歳
— アーマードラゴン@かなで (@kanade_exvs) 2015年2月2日
ピーク直前
ピーク中は丈夫さとライフに集中するけど早熟のピークでどこまで上げられるか... pic.twitter.com/qumhEtxeDF
もう2歳じゃねえか
序盤の流れは基本的に技習得→適性の高い能力を上げる。
修業は大量に寿命を消費するので上昇効率の悪い最序盤か最終盤で行いたい、序盤はヨイワル調整もあるのでステータスは二の次。
ハネボックリは早熟のため序盤は猶予が無くピーク前に習得したのはフリッカーと大フリッカーだけだったと思われる。
超フリッカーを取るのを悩んでいるのは使い込み*1があるうえにワル技なのでヨイワル調整が必要なため。あくまで超ホッパーロール優先である。
【ハネボックリ育成記】3歳
— アーマードラゴン@かなで (@kanade_exvs) 2015年2月10日
一回目のピーク準ピークを過ごして、丈夫さ350ぐらいしか上がってないんだよなぁ...
早熟だからピーク後の余裕あるけど、適正Dのライフをいつあげるかが問題 pic.twitter.com/vsv2tBoKtD
もうピークを終えた模様、早熟なので早いっすね。
ピーク中はとにかくトレーニングに集中する、寿命を消費する修業、大会、冒険などは厳禁。
ピーク時のトレーニングは適性の低いものを優先する、高適性のトレーニングはピーク時ではカンスト*2してしまいもったいない。
今回は丈夫さを上げてるみたいですね。
【ハネボックリ育成記】4歳
— アーマードラゴン@かなで (@kanade_exvs) 2015年2月25日
三度目のピーク途中
ピーク後の余生は長いとはいえ技習得と善悪体型調整もあることを考えると余裕はなさそう pic.twitter.com/5jNcdF0Jqf
三度目のピーク、とは?
MF2には「黄金モモ」「白銀モモ」という延命アイテムが存在するが、これらは寿命を”延ばす”というより寿命を”巻き戻す”という処理が実際には行われている。
つまりピーク後に延命アイテムを使用することで成長段階をピーク前に戻す、ということが可能。
これを使ってピーク時期を出来るだけ持続させて能力値を稼ぐのが基本的な育成方法。
今回は適性の低い丈夫さをかなり上げているようだけど、メイン火力のちからは上げなくていいの?って感じもするがおそらく後の使い込みを考えて低めに抑えたいんだと思われる。
【ハネボックリ育成記】5歳
— アーマードラゴン@かなで (@kanade_exvs) 2015年3月1日
今更スクショを撮れると気づいた
命中に関してはトロロン使用も視野か pic.twitter.com/pa6dsRgbUt
ここからスクショに
ピークを終えて適性の低いライフと丈夫さがかなり鍛えられ、対して適性の高い命中は全く上げていないことが分かる。
トロロン*3を使うか迷っているが命中適性Bなので不要だと思う、ただ早熟は第七第八段階が鬼のように長いのでドーピングで加速させたい気持ちは分かる。
グレードがCのままなことから大会に出てないことが分かる、ここからはピークを越えて育ったステータスで蹂躙していく。早熟の育成は大会で苦戦することが少ない。
【ハネボックリ育成記】6歳
— アーマードラゴン@かなで (@kanade_exvs) 2015年3月2日
思いの外力が上がったおかげで使い込みが出来ない事案
超フリッカーを取るかどうかの瀬戸際 pic.twitter.com/W7wp1Uo6Xh
結局ちからを上げて使い込みがやりづらくなっている模様。
命中適性Bとはいえ、命中は大きく上がる重トレが無いうえちから型だとめいそうもしないため上げる手段が軽トレしか無く上げづらいのでそろそろ焦ってくるころ。
超フリッカーを取るにはヨイワル調整が必要で一旦ワルにした後もう一度ヨイまで戻すならそれなりの時間がかかるので時期的にこの辺が決断のタイミングだったようだ。
【ハネボックリ育成記】7歳 pic.twitter.com/RqaQypAcP4
— アーマードラゴン@かなで (@kanade_exvs) 2015年3月3日
なんか喋れ。
命中以外はほとんど完成といった感じ、おそらく第七段階ぐらいで命中以外はトレーニングしても全然上がらない時期なのでこの時点で他が足りてないと絶望的。
終盤のステータス調整について
能力値の上限は999だが、ライフ以外については950で事実上のカンストとなりそれ以上挙げても無意味、なので主力ステータスは950まで上げることを目標にしているが、↑を見ても分かる通り950一歩手前で止めるよう調整している。
これは大会ボーナスでのランダム上昇が入ったときに950を越えて無駄にならないように意識してのこと。
その観点で行くとライフはちょっと上げすぎ、ライフは修業でも上がるのでいつも上げすぎてちょいちょいロスってることが多い。まあ足りないよりはいいかの精神。
【ハネボックリ育成記】8歳とばして最終結果
— アーマードラゴン@かなで (@kanade_exvs) 2015年3月3日
ライフ、丈夫さ、まさかのカンスト
ホッパーだからと思って気合い入れて厳選しまくってたら長寿も相まって想像以上に伸びた
寿命の大切さが実感できる育成だった pic.twitter.com/tU31pfXSKK
結果としてはかしこさ以外の全能力をカンストに成功、特に適性Eの丈夫さはよくやったなという感じ。育成前はここまで上げるつもりはなかったと思う。実際やってて行けそうと感じたのだろう当時の自分は。
先述で950以上は上げても無駄と言っていたのに回避を上げすぎでは?と思うかもしれないがちゃんと理由がある。それは体型補正。
デブでは丈夫さ↑回避↓、ガリでは逆に丈夫さ↓回避↑の補正がかかるため950きっかりで止めてしまうと体型補正で下がってしまう可能性がある。
体型値はゲーム内では大まかにしか把握できない半マスクデータ(MF2ではこういうのがとても多い)のため±0に調整するのも難しい(逐一計算すれば無理ではないがめんどいのであんまりやらない)のでちょっと余分に上げておく方が吉、せっかくカンストまで上げたのに補正で下がるのは悲しいからね。
今回のような場合はややデブ寄りに調整することで能力が下がる心配を消している。
— アーマードラゴン@かなで (@kanade_exvs) 2018年10月19日
技は少なめ、元々ホッパーは技が少ないので。
性能的にはフリッカー系よりジャンプブロウ系の方が優秀っぽいけど距離がホッパーロール系と被るのでフリッカーを優先。
超フリッカーを習得して善悪をヨイに戻すことには成功した模様。
まとめ
ハネボックリ育成に関してはかなり上手くいったと思う、ほとんど理想通りに完成した。
これは当時も言っている通り派生に長寿種がいたことが大きい、成長段階は寿命の何割、という風に決められるため寿命が長ければそれだけピークも長くなる、ピークが長ければ苦手なステータスも上げやすく穴のない能力にできる。
ちなみに寿命を計算してみると
基礎寿命が360、CD補正が+36、黄金モモ白銀モモで+75なので総寿命は471。
習得した技が5つなので-30*4
殿堂入りまでに大会に最低8回出なければいけないので-16、これらを引くと425週。
一年は48週なのでおおよそ八年十か月が寿命のようですね、結構余ったな。
ガチで育成する場合は事前に計算してカレンダーを作っておくほうがいいでしょう、僕はやってないけど(どのタイミングでピークに入るかなど分かっておいた方が調整しやすいので普通にやるべき)
弱い弱いと言われているホッパーもしっかり育てればこれぐらい強くできるよというお話。
おわり