第二音楽室

存在意義が問われる

舞台アサルトリリィを見るということ

 舞台 アサルトリリィThe Fateful Giftを見てきました。

※舞台のネタバレを含みます


・動機
井澤美香子さん目的で見に行きました。
前作のLeague of Geardensも行きたかったけどラブライブフェスと絶妙にズレてて行けず。
後にコメンタリー配信で見たので一応ストーリーや主要キャラの性格等は押さえて行った。


・アサルトリリィについて
アクションドールというドールとfigmaの中間みたいな立体物を根幹としてキャラクターとストーリーを展開するプロジェクト。
ドールはやはり敷居が高いので流行りにくいと思う、値段も一体につき一万円前後で(ドールとしては高くはないけど)とっつきやすいとは言えない。

ストーリーは、突如世界に現れた未知の敵に唯一対抗できるのは魔法に適性のある少女達だけ、というマジでどこかで聞いたことある話。最初はフミカネが噛んでるプロジェクトだと思ってた。

今後の展開はアニメとスマホゲーの出来如何にかかっているだろう。


・舞台
舞台アサルトリリィは「殺陣」が多くの部分を占める。
CHARM(チャーム)と呼ばれるでけえ武器で戦う、大抵はガンブレード的な遠近両用らしく近くの敵を切り伏せて即座に遠い敵を撃つ、というガン=カタチックな戦闘スタイルが特徴。
基本的には異形の敵が相手なのでエア戦闘だが一部リリィvsリリィの対人戦もあり、そこは元ニチアサ女優などアクションの得意なキャストが担当していたり目に見えてレベルが高い。
女の子が重そうなものを振り回してて大変そう。

登場人物は女性のみ、プロジェクト名や学校名からしても露骨に百合推し、スール制度も存在しお姉様キャラと妹キャラでおおよそ大別出来る。
イケメンお姉様なキャラが多く夢女子にウケそうな要素も。


・感想
 川村楪様(演:あわつまい)カッコよすぎィ!チャーム捌きも明らかにカッコつけてるし完全に落としに来てる。
本来の目的のみけちゃん演じる楓さんは言っちゃなんだがあんまりオイシくない役どころ、クレジット3番目という主要キャラでありながら船田姉妹や来夢や琴陽、藍、一柳隊内でも鶴紗より影が薄い印象、二水と並んでの解説キャラ化が激しい。
最後の多人数ノインヴェルト戦術メンバーに残るなど実力者としての側面は一応描写されるが...

全体としてはずっと戦ってる、前作より日常パートが少なく想像以上に殺伐とした世界観なのかなという印象を受けた。
キャラクターが多く関係性も複雑で初見で入り込むのは難しい、ある程度の基礎知識を得てから見るのが吉。
前作からのノインヴェルト戦術の濫用が気にかかるところ、これ以外のクライマックスの作り方が必要だと感じた。
スポットの当たっていないキャラも常に動いていて作り込みの深さを感じた、複数回見ても楽しめる部分。
前から2列目の良席で足をいっぱい見れたのが良かった。


・最後に
 10月からアニメが始まるので楽しみにしましょう。
ところで同期にストライクウィッチーズ3期があるんですがこれは...吉と出るか凶と出るか。





楪様のドール欲しい